映画が大ヒット公開中の「ミステリという勿れ」。
原作は1,800万部を突破している大ベストセラー作で、主人公である久能整くんの言葉一つ一つがこころに染みわたる新感覚ミステリーとして人気を集めていますね。
本作の主人公「久能整」は、どこか達観しており独自の考えを持つキャラクターですが、彼が一体どんな過去や生い立ちを持っているのか気になりますよね。
今日は、「久能整の過去のネタバレ!親との関係やあざについて徹底考察」として、久能整の過去のネタバレと、親との関係やあざについて徹底考察していきます。
最後までごゆっくりご覧ください。
Contents
久能整の過去のネタバレ!
心がほぐれた とてもいい映画だった。久能整くんの言葉はスンッと心に素直に入ってくる 最後の最後までとても丁寧に作られていて作り手さん達の愛情を感じた映画だった 劇場久しぶりに混んでいたな#ミステリと言う勿れ
— MeiMei🌸 (@chongzi0120) September 27, 2023
久能整の過去については、原作で以下のことが明らかになっています。
広島県にゆかりがある
整は広島県にゆかりがあることが示唆されています。
劇場版公開もされている、狩集一族の遺産争いの戦い(通常:広島編)にて、
- 広島焼きをへらで食べている
- 広島の主要観光地について、地図を見ずにスムーズに移動している
- 知り合いと思わしき人から声をかけられてはぐらかしている
以上の描写がありました。
これはほぼ確実にゆかりがありますね。
実家が広島のほうで、東京へは大学進学を機に上京した可能性が高いのではないでしょうか?
父親と祖母より虐待を受けていた
整は父・母・祖母との四人家族でした。
おそらく、祖母というのは父方の祖母でしょう。
父と祖母は整と母親に対して日常的に虐待をしており、母親は精神を病んでしまいます。
実の子供である整にたいして何も感じなくなってしまうのです。
整がダンゴムシのポーズをして自己保身をしていたことからも、トラウマになるレベルで父と祖母から虐待を受けていたのは容易に想像がつきますね。
直接的な虐待を父と祖母から受け、母親からも十分に関心を持たれなかったのは、人格形成にかなりの影響を与えたに違いありません。
かなりハードな生い立ちですね。
母親は既に死亡しており自殺とされている
整の母親は既に他界しており、原因は「自殺」とされています。
整は作中で「事故や殺人で殺されたのに自殺とされてしまうことが一番嫌な死に方」であると発言していますよね。
この発言が母親に関連するかは明らかになっていません。
ただ、もしかしたら、整としては「母は殺された」と思っているのかもしれませんね。
殺されたとすれば犯人は父や祖母という説が濃厚です。
直接手を下されていなかったとしても過酷な環境がそうさせたともいえるでしょう。
追い詰めた状況そのものを「殺された」と感じている可能性もありますね。
心理カウンセラーの美吉喜和と出会い救われた
原作・ドラマではっきりと登場人物として登場があることから、久能整の過去について一番はっきりと明らかになっているのはこの部分でしょう。
小さい頃、家に帰りたくない整に声をかけてくれたのが美吉喜和でした。
美吉は整に、「たくさん考えること」そして、「たくさん話すこと」が大切だと伝えています。
整の哲学的な思考やお喋りな性格は、美吉のおかげで形成されたものといえるでしょう。
決して明るくはなかった家庭環境の中で、美吉は整にとってかなりの救いであったことは明白です。
親との関係やあざについて徹底考察
原作は読んでないけど
最近ドラマが再放送されていて、おもしろすぎて映画を観てきた🎬主人公の久能整くんは普段考えもしなかったことに疑問を投げかけてくれて、いつの間にか事件や問題だけでなく、人の心まで整えてくれる
映画はエンドロールで余韻に浸るのが好きです😉 pic.twitter.com/7VX2lr1wfW
— maroco (@erimaro_ca) September 27, 2023
親との関係やあざについても考察していきましょう。
親との関係は?
親との関係は、前述の通りです。
父親・祖母から虐待を受け、母親は既に他界(自殺)しています。
心を病んでしまった母親はこの世にはおらず、生きている(とされる)父親や祖母との関係も、あまり良好ではないと言えるでしょう。
しかし、整は「僕は親のすねかじりです」ということを作中で発言しています。
このことから、少なくとも生活費や学費は親が出していると考えられます。
虐待はしていた(する)けど学費や生活費はしっかりだすということは、
- 父親や祖母も当時は心を病んでおり、今は少なくとも虐待はしていない
- 虐待しつづけているが世間体もあるため子供の金回りの面倒は見ている
などが考えられますね。
しかし、今の現状がどうであれ幼少期につけられた心の傷は一生癒えることはないでしょう。
広島編で整は子供の心をセメントに例えていますが、整自身の心のセメントにはどんな跡や傷がついているのか気になりますね。
身体のあざは?
一番最初のエピソードにて、大隣署の藪に胸ぐらを掴まれた際、あざがあったのを覚えていますか?
普段はダッフルコートにマフラーをまいていますが、室内でそれらを脱ぐ時もパーカーやシャツを着用していることが多く「首元」は必ず隠れています。
前述の通り、虐待を受けていた過去を踏まえると、首のあざはその時の名残でしょう。
そもそもミステリという勿れは原作の最初のエピソードが冬から始まっており、まだ半袖の季節となっていません。
そのため、整自身も毎回厚着をしており皮膚がほとんど見えない状況です。
見えていないだけで、身体中にあとが残っているのかもしれませんね。
Twitter(X)の声
そっかぁ…
説教臭い
と思う人もいるんですねホント
立っている場所で捉え方が変わるんですね整くんの過去気になりますね
そこからどうやって
立ち直った
立ち直ってないのかな?
も見てみたいです— unacormi🍀 (@unacormi1) September 24, 2023
ミステリと言う勿れドラマ版で腹が立つのは風呂光さんの無能恋愛お花畑だけではなくて主人公の整くんの扱いも雑なところだったんだよなーって
整くんは過去に色々あって、おそらくそれで彼女とか友達とか自分は大切な人を作ることは出来ない人間なんだろうと思い込んでいたというのがあちこちに— 鈴菜 (@sakura_ga_sekai) September 23, 2023
今までのミステリー物とはかなり違う作風。
主人公の久能整くんが謎を解くだけでなく犯人の心の傷を見抜き癒していく。
久能くん自体も複雑な辛い過去があったり
読み進めるうちに伏線回収が見事で「おおー、そうなのか!」とワクワクが止まらない。
ストーリー構成も人物設定もとても素晴らしい。 pic.twitter.com/o1zDKYsTTk— 読書好き (@v2g16hIXEW0OMuK) September 12, 2023
自分自身すら見捨てていたような心の奥の悲しみを拾い上げて癒してくれる
弱さに優しく寄り添ってくれる
唯一の味方になってくれる「ミステリと言う勿れ」はそんな漫画
整くんはそんな存在(でも整くん自身は人を救おうとかまで思ってはない、まだ自分も癒されてない、過去が解決されてない…)— 🍛@ミステリと言う勿れ (@13_5_2728) April 7, 2023
久能整の過去のネタバレ!親との関係やあざについて徹底考察まとめ
観てきました!
漫画読んだので大体は知ってましたが、俳優さんたちの演技が素晴らしく楽しめました!
菅田将暉さんの久能整も大好きです🥰エンドロールでダンディ坂野さんの名前があったけどどこにいた?
これから観る人は探してみてください👀
観た人で見つけてる人いたら教えてください笑 pic.twitter.com/GQZmdRMh57— 詩@読書垢 (@uta_dokusyo) September 27, 2023
今日は、「久能整の過去のネタバレ!親との関係やあざについて徹底考察」として、久能整の過去のネタバレと、親との関係やあざについて徹底考察してきましたが、いかがでしたか?
久能整の過去は原作ですこしずつエピソードが出てきていますが、まだ全貌は明らかになっていません。
久能整の言葉は事件に関わる人の言葉を解きほぐしていきますが、果たして自分自身を解きほぐすことはできているのでしょうか。
今後の展開も楽しみですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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