往生際の意味を知れのあらすじを簡単に!全話分の物語を分かりやすく解説

往生際の意味を知れのあらすじを簡単に!全話分の物語を分かりやすく解説 アニメ・漫画
往生際の意味を知れのあらすじを簡単に!全話分の物語を分かりやすく解説
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アメトーーク!で紹介され、大注目されている漫画が「往生際の意味を知れ」ですよね。

番組を見て「どんな話なんだろう?」と気になった方もおそらく多いかとおもいます。

かなりインパクトのあるタイトルですが、どのような内容なのでしょうか?

今日は「往生際の意味を知れのあらすじを簡単に!全話分の物語を分かりやすく解説」と題して、往生際の意味を知れのあらすじを簡単にご紹介&全話分の物語を分かりやすく解説していきます♪

最後までごゆっくりご覧ください♪

 

往生際の意味を知れのあらすじを簡単に!

「往生際の意味を知れ」は、米代恭原作の漫画です。

週刊スピリッツで現在も連載されており、漫画は2021年9月時点で4巻まで販売されています。

まだそこまで巻数が多くないため、これから読む方も手に取りやすいですよね。

 

本作の主人公

まず、本作の主要人物を紹介します。

本作は主に主人公とその元カノの二人が織りなす不思議ラブストーリー・ラブサスペンスです。

 

市松海路(いちまつかいろ)

本作の主人公です。

年齢は29歳であり、公務員として働いています。

東大卒のエリートで、大学在学中は映画を撮り、その映画が賞を受賞するなどある種才能に恵まれていました。

7年前、大学在学中に突然失踪した元カノ・日下部日和に対して強い未練と執着を持っており、その姿は周りが心配になるほどです。

7年間新しい彼女も作らず、日和の写真を眺め、いつか戻ってくるかもしれないとの希望から家も携帯の番号も変えられない・・・客観的に見たら異常なほどですが、誠実で真面目な好青年です。

家が火事になり日和の写真がすべて燃えた絶望から自殺を試みた矢先、日和から7年ぶりに連絡が入ったことで市松の運命は大きく動き出します。

 

日下部日和(くさかべひより)

本作の主人公、市松海路の元カノです。

母・父・妹2人の家族構成であり、自信の母親がその「家族」を題材にした漫画を描いているため、幼い頃より有名人でした。

年齢は市松の3歳下であり、大学在学中の海路に一目ぼれされたことがきっかけで付き合っていましたが、交際1か月で突然失踪してしまいます。

その後、7年間ずっと音信不通でしたが、市松に突然「あるお願い」をするために連絡をします。

本作は日和の「お願い」から大きくはじまる物語なのです。

 

簡単なあらすじ

本作の主人公は前述の通り、公務員として働いている29歳の市松海路です。

この市松海路ですが、29歳になってもなお7年前に突如失踪した元カノ「日下部日和(くさかべひより)」に未練が残っていました。

そんな愛情重め系男子・市松海路の前に、突然7年前に失踪した元カノジョ・日和が突然現れます。

会ってそうそう、彼女が現れた理由と、無理難題なお願いが明らかになります。

それは、

「市松君に私の出産記録を撮って欲しいの。」

「だから市松君の精子が欲しい。」

という奇想天外なものでした。

日和には恋人もおらず、市松以外に付き合った人もいないということです。

「子どもが欲しいなら結婚をしよう」という市松に対して、「認知も結婚もしなくていい」と頑なに拒む日和。

精子の提供・出産を映画に撮ってほしいという、日和の目的とは何なのか?

7年の時を経て再開した二人はやり直すことができるのか?

というストーリーです。

 

往生際の意味を知れ全話分の物語を分かりやすく解説

簡単なあらすじが分かったところで、全話分の解説をしていきましょう。

量が多くなるため、巻ごとに解説していきます。

日和の目的含め、ネタバレがありますのでご注意ください。

 

1巻(1話~6話)

1巻は市松の日和への未練たらたらな描写から始まります。

合コンの場にいるにもかかわらず、「元カノと結婚したい」と断言するほど日和に心酔している市松。

そんなある日、学生時代から引っ越さずにいたアパートが落雷による火事で全焼してしまいます。

日和に関するすべての思い出を失い、自殺をしようとする市松。

そんなとき、市松の携帯に日和からの7年ぶりの「会えない?」という電話がかかってきます。

会ってそうそう、日和からのお願いは「精子が欲しい」「出産記録をドキュメンタリー映画として撮って欲しい」という予想外なものでした。

あわよくば復縁したかった市松でしたが、日和にその気は一切ありません。

子どもも認知しなくていいし、責任は負わなくてもいいという日和の決意は固く、市松が協力してくれないなら他の人にお願いするという始末。

愛する元カノのために、また、このチャンスをきっかけに絶対に復縁してやるという固い下心のために、市松は無理難題なお願いをやり遂げることを決意するのでした。

 

2巻(7話~13話)

2巻は市松と日和の子作りシーンから始まります。

とはいっても、日和が提案した受精方法は肉体的なつながりではなく、「シリンジ法」というあらかじめ精子を容器に採取しておき、それを膣内へと注入する方法でした。

受精のタイミングを計算したうえで臨んだ二人でしたが、初めてのことなのでなかなかうまくいかず、初月は断念となるのでした。

その後、1巻での日和の無理な「お願い」についての真の目的が明かされます。

日和の最終目的は「自分の人生をかけて母親に復讐したい」というものでした。

日和の母親は自分の波乱万丈な家族を書いている大人気エッセイ漫画家ですが、その内容がほとんどが狂った認知と欲望から生まれた「嘘」であり、漫画を盛り上げるために父を殺し、自分たち姉妹の人生をもコントロールしてきたというのです。

そして、日和はそんな母親に自分たちの人生を狂わせた代償として、世間への告発・謝罪・逮捕をさせたいということでした。

自分の出産は母親にとって漫画のネタになり、それを漫画のネタとして喜々と書く母親と並行して自身のドキュメンタリーを流し、母親の悪事を世間に暴くことが目的といいます。

翌日、市松は日和に自宅へと招かれ、日和の真ん中の妹と父方の叔母を紹介され、その場で日和は妹と叔母に計画の詳細を話し、賛同を得ます。

「母親への復習のために妊娠」という、一見狂っているともいえる計画に賛同する親族・日和の真剣な表情に、執念を感じざるを得ない市松でした。

その後、日和が駅まで市松を送りますが、その中で市松は一線を引くような日和の冷たい態度・突き放すような発言が嘘であることに気が付きます。

お互いに少しだけ分かち合えた二人は、7年越しに初めてキスをしたのでした。

 

3巻(14話~22話)

2巻で気持ちが通じ合ったかのように思えましたが、キスは事故扱いになっており、やはり日和は心を完全に開いてはくれませんでした。

2回目の受精チャレンジのためにホテルをとった市松は、そこで日和の母親であり復讐相手である「日下部由紀」に偶然出会います。

映画のネタになると判断した市松はカメラを向けますが、それが日下部由紀の気に障り、怪我をさせたという冤罪をかけられてしまいます。

この事件によって、市松は日下部由紀の恐ろしさを身をもって体感するのでした。

その後、市松と日和はお互いに理解を深めるために話し合いをし、スキンシップのおかげもあってか、2回目のシリンジ法による精子の注入は成功するのでした。

後日、市松は日和と珠緒(二番目の妹)とともに、千世子(一番下の妹)を救出するために実家(日下部由紀の家)へと向かうことになりました。

そこで、いないはずの日下部由紀(母親)に遭遇してしまいます。

千世子から嵌められたことに気が付き、千世子は「あなたたちのような偽善者にはついていきたくない」と反抗的な態度を示します。

そんな中、市松は日和に頼まれて家のある部屋の壁を壊していました。

そこは昔、日和たちの父親が監禁されていたと思われる場所なのでした。

幼い頃は日下部由紀に阻止されたため父親を助けられませんでしたが、市松が壁の破壊に成功したことで監禁場所を見つけ出します。

日下部由紀が呼んだ警察に囲まれそうになった市松と日和の二人は、見せつけるように窓の外から飛び降りるのでした。

 

4巻(23話~32話)

市松は日和を庇って入院するほどの大けがをし、一方日和は怪我無くぴんぴんしていました。

珠緒は千世子を助けるために昼は病院・夜は水商売で働き、勤務先のキャバクラで病院の孫である朝倉と出会います。

朝倉の病院には五反田という医師が勤めており、その五反田こそ日和たちの父親の死亡診断書を改ざんした医師で現在行方不明になっている医師でした。

五反田が京都の伊根にいる可能性があることを知り向かう一行でしたが、そこで叔母である美智の裏切りが明らかとなります。

美智は学生時代に日下部由紀に救われた過去があり、実の弟を殺されていながらも由紀から離れることができなかったのです。

衝撃の事実を知りつつも京都では五反田より改ざん前のカルテを入手した日和たちでしたが、美智が病院に火をつけたことで事態は急変。

燃え盛る炎の中、美智の懺悔と気持ちを聴き、日和たちは美智を許します。

放火の自首をしようとする美智でしたが、新幹線のホームで待っていたのはなんと日下部由紀でした。

裏切りの代償として由紀から毒を盛られた美智は、新幹線の中で息絶えます。

 

往生際の意味を知れのあらすじを簡単に!全話分の物語を分かりやすく解説まとめ

 今日は「往生際の意味を知れのあらすじを簡単に!全話分の物語を分かりやすく解説」と題して、往生際の意味を知れのあらすじを簡単にご紹介&全話分の物語を分かりやすく解説してきましたが、いかがでしたか?

筆者はあらすじを見たときは正直「設定が気持ち悪いかも・・」と思ったのですが、見てみると市松は好青年で嫌な気持ち悪さがなく、日和もミステリアスで可愛らしい一面があり、話もサスペンスで心惹かれるものがあり・・・と一気読みするくらいどっぷりはまってしまいました。

皆さんも、ぜひ見てみてください!

最後までご覧いただきありがとうございました♪

 

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