十角館の殺人衝撃の一行はどこ?ドラマと原作のどの部分か徹底解説

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

十角館の殺人衝撃の一行はどこ?ドラマと原作のどの部分か徹底解説 ドラマ
十角館の殺人衝撃の一行はどこ?ドラマと原作のどの部分か徹底解説
Pocket

2024年3月22日よりHuluオリジナルドラマとして配信がスタートしている「十角館の殺人」。

配信開始と同時にHuluランキングでは連日1位を独占しており、注目度の高さが伺えます。

大人気小説が原作ということで、ドラマで初めて見る方は、ポスタービジュアルにもある「あの一行の衝撃」がどこか気になっているのではないでしょうか?

今日は、「十角館の殺人衝撃の一行はどこ?ドラマと原作のどの部分か徹底解説」として、十角館の殺人衝撃の一行はどこかと、ドラマと原作のどの部分か徹底解説していきます。

 

十角館の殺人衝撃の一行はどこ?

十角館の殺人のポスタービジュアルのキャッチコピーには、「あの一行の衝撃」という言葉がありますね。

この「あの一行の衝撃」ってなんなの?と気になった方は多いのではないでしょうか?

「十角館の殺人」は有名作家・綾辻行人先生の小説が原作です。

1987年に初版が刊行されて以降、40年弱が経ついまもなお、ミステリー小説の金字塔として存在し続けています。

(どのくらいすごいのかというと、40年弱の間に出版された名作小説たちを差し置いて、未だにミステリー小説の名作ランキングで1位になるほどです。)

本作は叙述トリックが用いられています。

叙述トリックとは、私たち読者の先入観を利用して、巧みな仕掛けを用いてミスリードへと導いていく技法のことです。

作品を読んでいく中で誰もが積み上げていく「前提」が、トリックが明かされる瞬間に綺麗に覆されてしまうんですね。

上質な叙述トリック作品を読んだ時の衝撃は計り知れません。

本作も、その全貌が明らかになった瞬間の「一行」の衝撃がかなり評価されている作品です。

 

十角館の殺人衝撃の一行ドラマと原作のどの部分か徹底解説

それでは早速、小説とドラマそれぞれどのシーンが該当するのか詳しくみていきましょう。

 

十角館の殺人衝撃の一行(原作)

「ヴァン・ダインです」

(引用:綾辻行人「十角館の殺人」新装改訂版 402ページ)

衝撃の一言は小説の新装改訂版402Pのこの台詞です。

守須がヴァンと同一人物だったことが初めて明らかになるシーンです。

小説はちょうどページをめくってすぐにあの衝撃の一言が来るようになっており、衝撃は計り知れませんでした。

それまで本土で江南と島田が行っていた捜査と、十角館での出来事はリンクするようでリンクしない、全く別の時系列として描かれていました。

この台詞で、それまでただの江南の友人と思われていた守須がヴァンであることが明らかになりました。

 

十角館の殺人衝撃の一行(ドラマ)

ドラマでは、「衝撃の一行」のこの台詞は、4話の最後のシーンで再現されています。

守須は1話から定期的に登場しますが、シーンはさほど多くありません。

江南の友人でアドバイスをくれる切れ者・・・くらいのサブキャラだと思っていた方も多いでしょう。

その守須がヴァンだった衝撃はすさまじかったのではないでしょうか?

そして、その後エンドロールが3話までなかった演出にも頷けたのではないでしょうか?

ミステリ研究会のメンバーはキャスト解禁時も役名が明かされず、3話まではエンドロールもありませんでした。

これはヴァンと守須が同一人物だとバレてしまうのを避けるためだったんですね。

しかも、ミステリ研究会のメンバーは比較的本格ブレイク前の俳優さんが多く起用されており、本当に誰が犯人なのかが全く読めないようになっていました。

(仲村トオルさんの知名度を考えると、中村青司が犯人だと予想していた方も多いのではないでしょうか)

筆者は小説を読んでからドラマを見たので衝撃はありませんでしたが、ドラマ初見の友人はかなり興奮していました。

風で髪の毛が落ちていく演出も自然で良かったですよね。

「衝撃の一行」の衝撃は、実写でも大成功したのだなと感じています。

 

なぜみんな気が付かないのか?

少し整理すると、ミステリー研究会のメンバーは、サークル内では有名な海外の推理小説家の名前をニックネームとして使用していました。

本土での主人公ともいえる江南は、「コナン・ドイル」からコナン(名探偵コナンでもお馴染みですね)というニックネームでした。

そのため、友人である守須は、「モーリス・ルブラン」(怪盗ルパンシリーズの作者です)ではないかと思いこんでしまい、この思い込みこそがミスリードになっていたんですね。

これはミステリー作品を読んでいる人ほどひっかかってしまうミスリードですね。

よく考えてみると、江南はミス研のあだ名で呼び合う風潮が合わなくて辞めたと言っていたのに、友人である守須をあだ名で呼ぶわけないんですよね。

実際に作中で守須は、江南のことを「コナン」ではなく「かわみなみ」と呼び続けていました。

知った後に整理すればわかるのに、渦中にいるときは気が付けないんですよね。

もしかしたら、ミステリー作品にあまり触れてこなかった人は、このミスリードには引っか駆らないかもしれません。

しかし、ヴァンと守須が同一人物であるという伏線は小説内ではかなり巧妙に描かれており、推理小説でトリックに精通している推理オタクしか読み取れないレベルだと思います。

そうなると、ミステリー作品に触れてこなかった人はその伏線に気づけません。

本作は、推理小説に詳しい人ほどミスリードをしてしまい、詳しくない人は伏線に気づかない・・・誰が読んでも「衝撃の一言」になる叙述ミステリの傑作です。

 

十角館の殺人衝撃の一行はどこ?ドラマと原作のどの部分か徹底解説まとめ

今日は、「十角館の殺人衝撃の一行はどこ?ドラマと原作のどの部分か徹底解説」として、十角館の殺人衝撃の一行はどこかと、ドラマと原作のどの部分か徹底解説してきましたが、いかがでしたか?

筆者は小説を数年前に読み今回のドラマを見たのですが、小説を初めて読んだ時の衝撃は忘れられません。

ページをめくる手が言葉通り「止まり」、一瞬固まってしまいました。

わかっていても4話で「あの一言」を言うシーンはドキドキして手に汗握ってしまいました。

館シリーズはまだまだ続編がありますから、続きも配信してくれないかな~と期待しています。

これからも応援していきましょう♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました