ドラマが話題となり、続編となる映画もスマッシュヒットを記録している「ミステリという勿れ」。
主人公の久能整(くのうととのう)が、独自の思考とお喋りで登場人物の心を解きほぐしていく様子は、既存のミステリー作品とはまた違った面白さがありますよね。
現時点で、久能整の過去はミステリの作中でははっきりとは明らかになっておらず、言動から推測をするにとどまる形になっています。
今日は、ミステリという勿れの「久能整マフラーの理由はなぜ?過去や首の傷について調査」として、久能整がマフラーをしている理由はなぜか?また、過去や首の傷についても調査してみました。
最後までごゆっくりご覧ください。
Contents
久能整マフラーの理由はなぜ?
『#ミステリと言う勿れ』原作未読・ドラマ未見ということで完全に1本の映画として観に行ったわけですが、なるほど確かに面白い。菅田将暉演じる久能整くんのちょっとオフビートだけど芯のあるキャラ性や横溝正史的な遺産争いと因習、楽しめました。解決編における「真犯人」の怪演ぶりも見どころです。 pic.twitter.com/FIsxUn1UuM
— 葦見川和哉 (@kazuya_movie) September 17, 2023
天パのもじゃもじゃ頭にマフラーがトレードマークの久能整ですが、彼自身も決して明るくはない過去があることが作中ではほのめかされています。
まだはっきりと明らかになっていませんが、作中での言動・描写から推測ができますので解き明かしていきましょう。
マフラーは首の傷を隠すため?
ミステリという勿れ作中での整のトレードマークといえばマフラーです。
作中での季節が秋~冬にかけてであることから、1巻よりマフラーをまき続けているのが基本の服装です。
マフラーをまいていない時も、フード付きのパーカーや襟付きのシャツなどを着ており、基本的には首元が見えないようになっています。
1巻(ドラマ1話)で、大隣署の警部補である藪に首元を掴まれた際に首元に傷があることが明らかになりました。
マフラーは首元の傷を隠すために巻いている可能性が高いでしょう。
また、2巻~の広島編(劇場版)でも、「温泉に入るのは嫌」と明言しています。
汚れものを人に預けたくないということから、几帳面な潔癖症かとも思いましたが、「周りに身体の傷を見られたくない」と考えるとうなづけますね。
マフラーにもなにか意味があると考えて間違いないでしょう。
久能整の過去や首の傷についても調査
観て来ましたよ〜😊
私もくせ毛。久能整くんとおそらく同じくらい😂
私も殺される😳
King Gnuの曲が終わるまで座ってて良かった〜☺️
池本巡査、風呂光巡査😂
帰ったら両手にニャンズ
ミステリと言うにゃかれ#ミステリと言う勿れ pic.twitter.com/bbEJjqQH6t— 吟 (@4rW3nWRQFgyusxj) September 15, 2023
さて、気になるのは「首の傷はどういう経緯でついたのか?」ということですね。
深堀していきましょう。
首にある傷は過去に虐待を受けていた?
コミックスの7巻(映像化はまだ)にて、幼少期の整の姿が描かれています。
それは、「すぐ帰って来いって言っただろう。母親と同じで役立たず」との言葉を浴びせられながら、強い力で背負っているリュックごと引っ張られているものでした。
「役立たず」という言葉からも、小さい子供をリュックごと強く引っ張る描写からも、これが日常的に行われていたことが容易に想像できますね。
物語が進むにつれて、過去もすこしずつ明かされてきており、祖母と父親より虐待を受けていたことが判りました。
「ダンゴムシ」から感じる根強いトラウマ
バスジャック事件の後、ガロから煙草森の腕が送られてきましたよね。
生まれて初めて人の腕(しかも死体でバラバラになった腕)を見たことで当然ショックを受け、その場に丸まってしまいます。
その際、「もう子供じゃないんだから、ダンゴムシになっちゃだめ」とつぶやいていたことを覚えてますか?
この言葉から、幼少期にダンゴムシのようによく丸まっていたことが伺えますよね。
過去に虐待を受けていたと考えると、この行動も辻褄が合います。
虐待で恐怖を感じるたび、また心が壊れそうになるたび、ダンゴムシの体制をとることで、自分を守り続けていたのですね。
それが反射で出てしまうこと、また、「ダンゴムシになってはいけない」と自分に言い聞かせていることから、整の中でも根強いトラウマとして残っていることがわかります。
父と祖母との関係
父親と祖母から虐待を受けていることが明らかになりましたが、どういった家庭だったのでしょうか。
作中で判明しているのは、
- 父親・母親・祖母・整の4人家族であること
- 虐待をしていたのは父親と祖母であること
- 母親は整と同じく虐待を受けていたこと
です。
整は父親のことを「家の中では瞬間湯沸かし器のようだ」「言葉が通じない」といっており、かなり問題のある親だったことが判りますね。
祖母に関しては、「自分と母のことをサウンドバックのように扱っていた」と話しており、「常軌を逸した人」であることも明言しています。
かなり壮絶な生い立ちだったことが想像できます。
整は広島出身?
実は、広島県にゆかりあることが作中でほのめかされています。
コミックス2巻の広島編で、整は広島で数日を過ごすわけですが・・・
- 「ととろー?」と小学校の同級生らしき人物に呼びかけられる描写が描かれている。
- お好み焼きをへらで食べることから広島の人?と汐路に指摘されている。
- 原爆ドームなどの広島主要の土地まで地図を見ずにスムーズに移動ができている。
上記の描写がありました。
小学校の同級生らしき人物に呼びかけられた際、「人違いです」と慌てて否定をしていました。
広島に住んでいたことはほぼ確実と思われますが、もう当時のことは思い出したくもないのかもしれません。
家族と住んでいたのが広島で、何らかのタイミング(大学?)で上京してきた説が濃厚でしょう。
Twitter(X)の声
ドラマの「ミステリという勿れ」は広島編はやらないのかな
予告見た感じだと今日は3の男でその後ライカさんは出て来るんだよね?
あ、広島編やらないということは新幹線の中もやらないのか
あと原作では整くんの過去に広島が絡んでそうだったけど、それも変わるのかな— Agたん (@arashi_12345) January 31, 2022
ミステリという勿れ最終話やっと見たけど、ま?????あんな終わらせ方する???????整くんの過去結局ほとんど開示しないままあんなブツ切りで終わらせるの???あと時間軸しっちゃかめっちゃかで大変見づらかったです
— きゃる (@cal320) March 31, 2022
Twitterでは過去に関してはドラマにまつわるコメントが多かったです。
2022年にミステリという勿れはドラマ化していますが、過去は匂わせる程度で、本質的には触れないままいったん放送を終了しています。
ドラマ・映画とどちらも続編がありそうな終わり方でしたので、続編があることに期待したいですね。
久能整マフラーの理由はなぜ?過去や首の傷についても調査まとめ
実は先日の「ミステリと言う勿れ」
劇場公開記念 特別編ドラマ
久能整役 菅田将暉さんの代役として
後ろ姿と足元だけ映っています。
旧函館区公会堂のシーンです🎬
原作・ドラマファンとしては死ぬほど嬉しくてデンパになってしまいました。
Tverにて見逃し配信中📺 pic.twitter.com/MeY5H42XVb— 蓑田 峻平 Shumpei Minoda (@minoda_shunpei) September 16, 2023
今日は、「久能整マフラーの理由はなぜ?過去や首の傷についても調査」として、久能整がマフラーをしている理由はなぜか?また、過去や首の傷についても調査してみましたが、いかがでしたか?
作中では淡々・飄々としつつ時たまチャーミングな一面すら見せていますが、おそらく彼自身に想像を絶する過去があることは間違いないでしょう。
そんな経験をしてきた彼だからこそ、物事の裏面や本質を考え続けてきたのでしょうし、何かしらの傷を抱えた加害者・被害者たちにも説得力のある話ができるのでしょうね。
原作もこれから楽しみにしていきたいですし、映像作品も整の過去に触れる描写をしているので、ぜひ続編をやって欲しいですね。
ミステリという勿れファンとして楽しみに待ちましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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